*** DIARY **********



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4月11日 紺と橙

紺と橙

紺色とオレンジって合うなあと前々から思っていたのですが、中々使う機会がなかったので、試しにさっと塗ってみました。
多分、紺の割合を多めにして、オレンジを少なめにすべきだった。思った様な色が出せなかったのもありますが、何か別のものを彷彿とさせるな、と暫く考えて、思い当たりました。この色、ミッフィーちゃんっぽい、と。
私の中でオレンジと紺はミッフィーの色です。




22年3月28日 刺激的過ぎます

ハイビスカス紅茶

風邪をひきました。
一週間前からずっとよれよれしておりましたが、ちょっと元気になったので、土曜日に母に連れられて柳馬場通りの「五行」というラーメン屋に行ってきました。町家を改装したお店のようで、店内は奥行きがあり、本当にラーメン屋ですか?と思うような、お洒落な雰囲気。焦がし醤油ラーメンというのが目玉の品という。初めて聞いた。初めて食べた。
確かに、汁は今までに味わったことのない香ばしさがありました。その味の素晴らしさを語りたいんですが、風邪の後遺症で鼻がやられていたため、味がおそらく六割くらいしか感じられていなかった。残念にもほどがあります。鼻が治ったら是非もう一度行きたい処です。

御幸町、柳馬場あたりは、変わった面白いお店が沢山あるようです。ちょっと散歩しただけで色々発見があって楽しい。しばらく上の方を散策した後、再び柳馬場通りを錦小路の方へ下っていた時、紅茶の専門店が目に入りました。入り口の傍に小さなテーブルが出ていて、その上に小型のディスプレイと白いティーカップが乗っていました。ディスプレイには紅茶の入れ方を解説している動画が映っていたのですが、それよりも目を引いたのは、白いティーカップに入っていた、真っ赤な紅茶。あまりにも綺麗で鮮烈な赤だったので、思わず覗き込んでじーっと見ていたら、店員さんが店内に招き入れて試飲をさせて下さいました。
その味に二度目の衝撃。

凄いすっぱい。

梅干に近い酸味が強烈です。ビタミンが豊富だって?はい、そんな味がします。紅茶通の方でもこれが好きという人はあまりいないのではないでしょうか。一筋縄ではいかない味。
でも、何だか色が気に入ってしまったのと、梅干好きなので飲めるだろうということで、思い切って購入しました。これでビタミン不足解消だ。

そんな魅力的な色と刺激的な風味の彼女の正体は何モノでしょうか。答えはハイビスカスです。流行りませんかね、ハイビスカスの紅茶。




1月11日 うずまき

渦巻き柄の着物と聞いて、どのようなものを想像しますか?
去年の暮れ、久々に大学の恩師にお会いした際、お酒の席でこんな話を聞きました。


明治十年頃に「ウズマキ」という小説が大流行し、それに伴ってうずまき柄の着物も大流行したそうです。作者名とタイトルの表記までは教えて頂けなかったので、「うずまき」なのか「うづまき」なのか、それとも「渦巻」なのかは、まだ調べていないので分かりません。この話の主人公は、ある場面では貞淑な妻であり、ある場面では姦通(今で言う不倫)をしているという二面性を持つ女性なのだとか。人間の良い面と悪い面は表裏一体であり、常にそれがくるくると引っ繰り返って、さながら渦巻きのようである、というような趣旨の物語だそうで。

この小説が流行りに流行って、様々なことに影響を与えたようです。まずは先程述べた着物。あまりにも売れすぎた為に生産が追いつかなくなり、このことが着物に柄をプリントする技術を開発する切っ掛けになったのだとか。西陣織の革命であります。
また、渦巻き型の蚊取り線香が登場したのもこの時代だそうです。以前は棒状だった蚊取り線香を渦巻き型にして売り出すと大ヒットし、それに伴い蚊取り線香を立てる為の信楽焼も、至上最高の売れ行きを記録したそうな。

当時、日本では曲線を美とするアールヌーヴォーが流行してたということなので、正しく曲線そのものである渦巻き型が人々に受けたのは、このような世情も重なっていたのかもしれません。


さて。このようなお話を拝聴していた時、私は半分酔っておりました。なので聞き間違い、覚え間違いなどがあるかもしれませんがどうかご容赦願います。(他にも火薬とか、平安時代の厚化粧とか、面白い話を聞いた気がするのですが、ちょっとおぼろげです。全く、ロクでもない酔っ払いですね)

で、初めの問いに戻るのですが、恩師の話を聞いて以来、渦巻き柄の着物が見てみたくて仕方がありません。どれくらいの大きさで、色で、どの様な柄配置なのか。気になります。私の想像の中では下の絵のような感じなのですが……。いつか実物を見たいです。

うずまき

まんま蚊取り線香です。





1月1日 明けましておめでとう御座います

2010


今年もよろしくお願い致します。

新しい湯沸かし器をプレゼントされてご機嫌になった祖母は、そのポットのことを「ツヤツヤの美少女」と表現し、うっかり吹きこぼしてしまった黒豆の出来を「シワシワ婆」と言っていました。
毎年、大晦日から元旦にかけては祖母の家で過ごすのが我が家の恒例です。祖母は毎年私の心に伝説を残してくれます。私が三歳の時、化粧中の祖母に「何で眉毛描いてるの?」と聞いた私に「毛虫に食べられたんや」と答えた時から、その伝説は始まりました。それはともかく。

今年はもっと計画的に絵を描いていきたいです。毎年似たようなことを言っておりますがね(汗)。



12月6日 生きています

casius


色々なものが移ろい、色々なことが変化しました。
相変わらず日常は時間に追われ、此方の更新もノロノロしていますが、絵は描き続けています。

上のイラストは、某日友人に連れて行って貰い、初めて宝塚歌劇を見た後、勢いのみで描いてしまった某祐飛さん。見た題目は「カサブランカ」なのに、何故か「暁のローマ」で描いていました。グッズ売り場で見かけた写真で、この衣装の彼女がとても素敵だったので、強烈に印象に残っていた模様。
全然似てませんけどね!



6月4日 ちょっとだけ改装

veronica

日記のページを単純にしました。
日記と言うにはおこがましい程に、不安定な更新率ですが。
気が向いたときに、落書きや報告を載せていこうと思います。

限られた時間の中でも、割と絵を描いています。 グループの制作用のもの等を描かせて貰う機会が増えて来た為、此方は絶賛放置中でしたが、少しづつでも更新して行きたいなと思います。


落書きの残骸